医療情勢の変化に対応した患者個々の看護が適切に行われるためには、看護師一人ひとりの能力開発こそ大切です。そのために、一貫性のある系統的な看護の継続教育や、豊かな人間性と看護師のキャリアの発展を促進するための教育を目指しています。
実践能力向上を支援するためのキャリア開発プログラムとしてKKRの共通ラダーを基に当院に合わせたキャリアラダーを導入しています。
新人研修 |
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卒後3年目研修 |
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リーダーシップ研修 |
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看護研究 |
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安全管理研修 |
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その他 |
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新人フォローアップ研修の様子
看護助手研修(標準予防策について)
医療安全研修(メディカルセーファー研修)
KKRシュミレーション・ラボセンターにおける
「患者急変対応」
プリセプター養成研修とは、ある期間、新人看護師一人に担当の先輩看護師が一人(あるいは二人)つき、仕事の教育・指導を行なう新人教育制度です。
平成29年の春から水府病院のスタッフとして働き始めました。新社会人で不安なことも多かったのですが、職種を問わずスタッフ同士の距離が近くアットホームな雰囲気で馴染みやすい環境で安心しました。
分からない事、不安な事を先輩方にすぐ相談でき、現在では日々の業務に安心して取り組めます。
周手術期の患者さんと関わり、日常生活のケアを通して患者さんからの「ありがとう」と言う言葉は励みとなり、自分自身の自信にも繋がっていると実感しています。
忙しいけれど、やりがいがあり素敵な職場だと思います。
今回私はプリセプターの相談・教育役(エルダー看護師)として関わらせて頂きました。
以前、プリセプターの役割を担ったといっても、新人教育は未知の世界であり、自分が教育されてきたことを実施していくとはいえ、方法がわからなく不安が勝り、はじめはマイナスなイメージしかありませんでした。参考書を読み、「自分にできるだろうか…」と思いながら先輩方に相談しながら行っていたことを思い出します。ですが、相談・教育役のエルダー看護師の存在や、スタッフの協力、部長や師長のサポート体制があったからこそ成し得たものであり、今があると思っています。
その経験を活かし、今回エルダー看護師として心掛けたことは、私自身にもそうだったように、常に「人に教育することは、自分が育つことができる」をプリセプターに伝えてきたことです。また、本来であればプリセプターの相談役として行動すべきところ、勤務上の都合や病棟編制もあり、直接プリセプティへの指導も行いました。その際も常にプリセプティへの声掛けは普段から行うようにしていきました。
10年ひと昔とよく言いますが、教育方法、考え方など目まぐるしく変化していく中、今回得たことを活かし、自分に合った指導方法をみつけ、今後も後輩指導を行えるよう活かしていきたいと思っています。