1病棟(外科・整形外科・内科)
看護の対象
当病棟は外科、整形外科、呼吸器内科の急性期病棟で、青年期から老年期まで幅広い年齢層の患者様を対象としています。
看護の特色
- 外科においては甲状腺疾患を中心とし、副甲状腺、乳腺疾患、消化器疾患、鼠経ヘルニア、下肢静脈瘤などの周手術期の看護、抗がん剤治療を継続する患者様の看護、ターミナル期にある患者様の緩和ケア、ストーマ造設患者様の看護等を行っています。
- 整形外科においては、高齢者の転倒による大腿骨骨折や胸腰椎圧迫骨折が多くを占めています。術後の早期離床・早期リハビリに努め、リハビリ期には退院後について多職種カンファレンスで確認しながら、看護プランを検討しています。
- 呼吸器内科においては、肺炎、喘息疾患のほかにCOPD等により在宅酸素を導入する患者様も増えています。症状が悪化し入退院を繰り返す患者様もおり、迅速な対応が求められます。不安の軽減を図りながら日常生活の援助やセルフケア指導を行っています。
- 認知機能の低下がみられる患者様も増えており、安全を考慮したケアが求められています。独居や施設入所の患者様も多く、退院調整では病棟看護師も地域連携室と協力しながら患者様の生活をサポートするため、日々努力しています。
看護の方針
- 対象となる診療科と疾患の特徴から、患者様の個別性を尊重した看護実践を行います。
- 思いやりの心で接しながら信頼される看護を提供し、患者様のQOLの向上と意思決定支援を行います。